ふるいものがたり

いらっしゃいませ。 このサイトには『ファイナルファンタジータクティクス』の二次創作小説があります。

浴室内にて

浴室には男女がいた。

アグリアス「ん…ん、ふぇっ…ちゅ…って…して、しまったぞよ〜」

アグリアスラムザの背後にいて、彼へと抱きついている。

ラムザ「…これは驚いた。背後からの『ほっぺチュー』を取得していたとは…。いつの間に覚えたんです?」

アグリアス「『ホッペチュウ』とは何じゃ?…東国における、召喚獣の類であるのんか?強いアビリティであるのか?」

ラムザ「いえ、そうじゃなくて…。唇ではなく、唇同士ではなく…相手の頬に口付けすることですよ」

アグリアス「…………」

ラムザ「どうして黙っちゃうんです…?」

アグリアス「…し、自然の…流れで…しし、して、しまった…のであるから…その、アビリティ…取得には、あたらぬよな…ラムじゃ……」

ラムザ「もう…いつもいつもかわいすぎますよ…だーい好きです!」

振り向いたラムザはそのままアグリアスを抱きしめた。

アグリアス「はぅ…あ…う…んん…」

ラムザ「……さっきから…ドキドキしてしまって…もう、大変ですよ…」

アグリアス「…ねぇ…私の胸が好き、にゃの?ラムじゃ…」

ラムザ「大好きです。…お嫌いなんですか?」

アグリアス「…剣を振るう際…邪魔だと感じておったのね。『女性(にょしょう)になど生まれなければよかった。乳房など、無くなってしまえ』と…思いつめていたの…。け、けど…今は…お主が愛してくれるから…自らの胸部を好いておるぞよ」

ラムザ「…。よかったです。好きになれて。……こんなに…美しいのに。『それを捨てるなんてとんでもない!』ですよ…」

ラムザが触れるとアグリアスは反応した。

そのままラムザは自分の顔を相手の顔へ寄せた。

二人は口付けを交わした。

アグリアス「……ッ…ふ、う…ふわ……」

ラムザ「……ッ…ッ……無理に息、止めなくてもいいのに…」

口を離したラムザアグリアスは見つめあった。

アグリアス「……。修道院で初めて会った時よりも…背が伸びたようじゃね。当時は私と同じほどであったのに…今は私を追い越しておるぞよ…」

ラムザ「……そうです…ね。全然、考えたことありませんでした…」

アグリアスラムザへくっついてきた。

アグリアス「………。しゅ、しゅき。しゅき、ラムじゃよ…。すす、すきで…好きで、たたえられぬ……」

ラムザ「…は、はい……。僕も…です……」

アグリアスはうるんだ目をして、ラムザへ願った。

それから、アグリアスの湿った声が浴室には響いた。