ふるいものがたり

いらっしゃいませ。 このサイトには『ファイナルファンタジータクティクス』の二次創作小説があります。

本音でアグリアス(18)

ラヴィアン「……けど、フリルのおばけみたいな婚礼式のドレスはキレイだったよ〜〜。ラムジャさんにチューッてしてて、アグリアス、幸せそうだったぁーー」

アグリアス「や!あ、あの、重なっているフリルがいいのんじゃ!ラララ、ラムじゃにチュ、チューッて、もももも、もうもう、済んだことをををを…いわないで…ちょうだい……」

アリシア「…同型で色違いの腕輪や同じ指輪を二人ともしているのよ。…そんなにびくびくしなくても、よろしいのではなくて?」

「これ…は……『天使の指輪』だもの……」アグリアスは自分の左手にある指輪を触った。

「『リレイズ』発動する指輪だなんて…どれだけ、愛されているんですかぁ?」ラヴィアンはニヤニヤしている。

アグリアス「て…『天使の指輪』は、私の方から先にラムじゃへ贈ったの…。主殿に万が一のことがあっては、私は耐えられないもの。……そうしたら、その…しばらく経ってからね……私にラムじゃ、別の『天使の指輪』を渡してきてくれて……」

アリシア「何て言って、渡してきたの?」

アグリアス「『これで、お揃いですね』と……」

ラヴィアン「…あ〜〜〜〜」

アリシアアグリアスラムザさんへ渡した際は、何と言って渡したの?」

アグリアス「渡した…というよりも、私が寝ている主殿の指にはめたのね。私が父上と母上からいただいた品は…ラムじゃへもらってほしかったし……」

ラヴィアン「…あ〜あ。聞いてらんないよ…“のろけ”じゃない、ほとんどさ〜」

アグリアス「“のろけ”……?」

「‘自分の配偶者や恋人などとの仲を人前で得意になって、話す’…て、こと」アリシアは少し楽しそうである。

「…ぁ……ッ…」アグリアスは、かぁっと赤くなった。

ラヴィアン「完全に当てはまってるじゃない。いや〜、歩く『マダレムジエン』アリシアの解説は分かりやすくて助かるわ」

アリシア「……分かった。アグリアス、どこまで話していいのかを判断できないから、ラムザさんとのことを話題にされると…焦ってしまうのね?」

アグリアス「…う…うん。このような話は…苦手なのであって……」

ラヴィアン「可愛い。…やっぱり隊長さんはずるくて、可愛い…!」

アリシア「今、この文章を読んでいる人は、怒り狂って目を血走らせている人と、アグリアスの意外な一面にたまらなくなって…じたばたしている人との二種類に分けられるのではないでしょうか?」

ラヴィアン「いつも愛しあっているんだからさ〜。今日だって、買い物に付いて行けばよかったでしょ」

アグリアス「で…でも…そんなに治安が乱れている町ではないし、店はここからも近いし。教会の者たちもこの辺にはまず、訪れないだろうし。……ラムじゃだって、私と離れて一人になりたいときもあるかもしれんし…」

「!!!」ぼそぼそ話すアグリアスにラヴィアンが驚いた。

「……これは。思わぬ発言ですね」ラヴィアンに代わり、アリシアが返した。