ふるいものがたり

いらっしゃいませ。 このサイトには『ファイナルファンタジータクティクス』の二次創作小説があります。

隊長誕生(05)

アグリアス「…ローラ、貴様ッ!!不純な異性交遊を求めたうえに、父上と母上から賜(たまわ)った清浄なる肉体へ…二箇所も自ら穿(うが)つとは…お前は、異教徒なのかッ!!」

ローラ「あっはっはっ。いつの時代にお生まれなのかしら?アグリアスぅ隊長ぅ様ぁ、は!?…男と付き合ったこともないくせに口だけは、お上手ですこと〜!!」

アグリアス「黙れッ!!この遊び女(あそびめ)ふぜいが!!神を冒涜(ぼうとく)せし、咎人(とがびと)が!!この場で誅滅(ちゅうめつ)してくれる!!ついでにラヴィアン、お前もだッ!!…武士(もののふ)の分際で、めかしこみおってからに!!駑鈍(どどん)なる者よ!!なんだ、そのしどけない髪は!!私がこの剣で切り落としてやるわ!!…首は切られぬよう、せいぜい祈るがよい!!」

ラヴィアン「やれるものなら、やってみろやッ!!あたしもアンタのつやつやの髪、切りたくて、切りたくて…うずうずしてたところ…なんだからッ!!」

アグリアス「来るがいい、二人とも!!格の違いを思い知らせてやるわ!!…その身に刻め!!私の神技をッ!!」

ローラ「できるかしら〜ん!?あんたなんかに…ね〜!!」

ラヴィアン「剣術はあたしの方が腕が上なんだってッ!…今こそ、それを証明してやろーじゃないッ!この、巨乳騎士がッ!!」

剣を握った三人の女騎士は互いに言い合ってから、剣を交えた。

キーン、キン、キーン、カチーン、カン、キン、キーンッ…と、何度か金属同士がぶつかる音がして、焚き火の炎に三本の刃はきらめいた。

ローラ「…『ホーリーナイト』になったと同時に与えられたミスリルソード…いいじゃない?ねぇ…ラヴィアン…」

ラヴィアン「…だね。 『ホーリーナイト』になったって言ってもさ…まだ一ヶ月か、そこらでしょ。『隊長』や『上官』を気取りたいんなら…せんせぇぐらい、強くなってからにしろっての…」

アグリアス「乱(らん)がしいわ!師を私と比べるな!…あれほどの御方を、私などと比較するでない!我らが束になってかかったにしても…師を倒すことなど、できぬ。…知っているはずだ!お前らも……」

ラヴィアン「……そう…だね……」

ローラ「……せ、先生……アタシ、たち……」

アグリアス「…な、何を…しているのだ…私らは……」