ふるいものがたり

いらっしゃいませ。 このサイトには『ファイナルファンタジータクティクス』の二次創作小説があります。

道中(01)

四人の者たちが歩いている。

四人とも、それぞれ白いマント姿でかぶとと盾を手に持っている。

泥が踏み固められた道を進む四人の中で一人が笑った。

女騎士「あはははははは…。なんで、そこで戦うかな〜?バカじゃないの?あははははははは…」

別の女騎士「あっはっははははっ…。でしょ?その状況だと、逃げた方がいいじゃない?…ほんとうにバーニィって、バカだよねぇ。あっはっはははっ…」

さらに別の女騎士「ふふふふふふ。やらなくてもよいことをあえてやってみるのが、バーニィ君なんだよ」

女騎士「あははははは…。…あ、あれ?ローラ、耳のイヤリング、どーしたの?穴だけになってるよ」

ローラ、と呼ばれた女騎士「あー、あれのこと?…あれ、外して捨てた」

女騎士「えッ、どうしてさ?あれは……彼が贈ってくれた『アッズム』だったんじゃ…」

ローラ「確かにそうだけど…。ハリーのやつ…二股かけてて…。それで…アタシたち、別れたの…。あのイヤリングも、つけてるのイヤになったから処分したんだ」

女騎士「えーーーっ!!……ハリー、そんなことする人に見えないのに!!」

ローラ「…アタシも初めはそう思ったよ。信じてたんだけど……町の酒場で働いているダイアナっていう女の子と…アタシと付き合う前から、ちょくちょく会ってたんだってぇ……。問い詰めたら、しぶしぶ白状したの。だから……その日のうちに別れた」

女騎士「…へ、へえ〜……」

さらに別の女騎士「…人って、見かけによらないものだね」

ローラ「けど、よかったよ。耳たぶの穴二つとさ…初めてのキッスだけにしといて…。それ以上、彼とすすんでなくて…。…ねぇ、そう思わない?ラヴィアン、アリシア

ラヴィアン、と呼ばれた女騎士「…うん。まあ…それは、そうだね……うん、うん…」

アリシア、と呼ばれた女騎士「…キズが深くならない前に関係を終えられて…良かったじゃない、ローラ」

ローラ「それそれ。そーいうコト。…と、いうわけでしてアタシ、新しい彼氏募集中ですので〜」

ラヴィアン「あたしだって、いつも募集中だよ〜〜」

アリシア「ふふふふふ」

今まで黙っていた一人の女騎士は大きなため息をついた。

彼女の後ろに三人の女騎士は歩いており、これまで話していたのである。