ふるいものがたり

いらっしゃいませ。 このサイトには『ファイナルファンタジータクティクス』の二次創作小説があります。

人のかたち歴史のかたち

人の歴史を見てみてください。

人が生きるとは、決して綺麗事だけでは成り立ちません。

年を取れば、取るほどにここが分かります。

この星の上で起こり、永遠と続いてきた人の歴史を見れば見るほどに、知れば知るほどにそう感じさせられます。

止められない激流のように胸へと迫ってくるのです。

私は、右にも左にもゆれ動く人そのものの生き様と、『日常的な戦争』を描きました。

矛盾しているように感じられることでありましょうが、『日常的な戦争』というものは「非日常なもの」でもあります。

いつもいつも戦争は起きている…しかし、自らが戦禍を被らなければ、その実感をもてないのが、戦争というものなのです。

ですが…もしも隣の国の軍隊が攻めてくる…となった場合、実際に戦って相手国の者を押し返すか、もしくは住んでいるところから逃げ出さなければなりません。

仮に、そのような時代に生まれたり、そんな状態へなってしまった国の民であったなら、あなたは、いったいどうするでしょうか?

そして、あなた自身が軍人や戦士であったなら?

つまり、「戦い方を知っている人間」であったなら、どうすることでしょう?

また、それとは別に人には日々の営みがあります。

商売をしたり、恋愛をしたり、何か食べたり飲んだり、眠ったり、病を患ったり、事故に遭ったり、子作りをしたり、どこかへ行ったり、と……いつの時代も同じようなことを繰り返しているのが、実のところ、人なのであります。

無論、それが善だとか、悪だとか、ここで論じたいのではありません。