ふるいものがたり

いらっしゃいませ。 このサイトには『ファイナルファンタジータクティクス』の二次創作小説があります。

ファガルス家

ローラの父親は、ベストラルダ・ラーグ公爵が有する近衛騎士団の副団長を務めていた人物、ギャバン・ファガルスであり、彼の妻はソシエ・ファガルスという。

ローラは二人の間に生まれた一人娘である。

ローラは、ルザリア士官学校(中央校)卒業後に父のいる近衛騎士団への入団を望んでいた。

しかし、卒業を間近にひかえたある日、ギャバンは急病により倒れ、胸をおさえたまま亡くなってしまう。

突如として自慢の夫を失ってしまった妻は親類によって助けられ、ローラの母ソシエは姉の家で暮らすこととなった。

ローラの母親の姉の名前はキエルという。

キエルは結婚後に夫を事故で亡くしてから、一人暮らしをしていた。

キエルの夫の姓名はオード・アマンダといい、アマンダ家の後妻としてキエルは嫁いでいた。

又、二人の間に子供はなかった。

落ち込んだ母と一緒に母の姉の家へ転居することとなったローラは、ラーグ公爵の近衛騎士団入団の夢を絶たれてしまった。

そこでローラは、伯母の家の近所の城を使っている『ルザリア聖近衛騎士団』へと入団することにした。

この騎士団は創設されたばかりで、ローラ達が第一期生となった。

自分の父親が急死したゆえにローラは士官学校時の友人たちと離れずに騎士団へ入れた、ともいえる。

ただし、尊敬していた父親をいきなり失ったこと、明るかった母親がふさぎ込んでしまったことや住み慣れた生家から引っ越したこと、伯母の家で暮らすようになってしまったことなどは多感な年頃のローラへ強い影響を与え、彼女は「自らを変えたい」と考えるようになる。

ローラがイヤリングを付けていたのはこのことが大きいのだろう。

生まれて初めての恋人もできた彼女であったが幸福は長続きせず、ローラの初恋は相手の浮気行為から“失恋”に終わってしまう。

もっとも、ローラ自身は“失恋”や初任務の失敗を糧(かて)として、さらに強く成長することができた。

この点は、後に彼女が「剣術士」と騎士団より認定を受けたことによって証明されている。