ふるいものがたり

いらっしゃいませ。 このサイトには『ファイナルファンタジータクティクス』の二次創作小説があります。

主な登場人物(アグリアス・ラヴィアン・アリシア・ラムザ)

アグリアス

姓名:アグリアスオークス

元・王女護衛隊隊長。

部下の二人に同期生であることを暴露され、彼女がいじくられることにより、「アグラム話」は開始される。

オヴェリア王女が自らの側から離れた後はラムザ(主人公)と行動を共にした。

ラムザとは出会ってからすぐに相思相愛の仲となり、後に結ばれるに至る。

彼女の実家で質素な婚礼式をあげたが、姓はそのまま「オークス」を名乗っている。

これは彼女を厄介な問題に巻き込みたくはない、とのラムザの思いやりによるもの。

普段は“大人の女性”のように振る舞っているが、実のところかなり激情型の人間である。

このように性格を設定されたことによって、彼女の人間性を深めるとともに味わい深いキャラクターとなった。

……彼女の純粋なファンの皆様、大変に申しわけない。

彼女の口調を含め、一方的な改変については謝罪するより他ない。

本当にごめんなさい。

これはたいへんに申し訳無いことです!

そして、ムスタディオのファンの方々にも、たいへん申し訳無く思っております。

それでですね………アグリアスに関していわせていただくと、物語を書き始めた当初、作者自身もかなりの違和感をおぼえたのですが、「ムスタディオと彼女をくっつけない。あくまでも、アグラムでいく」と自らへ作者は言い聞かせ、「アグラム話」を書き上げました。

その過程で、『ムスタディオ本人は鉄巨人の爆発により事故死』ということとなってしまいました。

…いえいえ、思い違いをなさらないでください。

作者自身、ムスタディオの大ファンです。

彼に特段、恨みがあるのではありません。

作者は『ファイナルファンタジータクティクス』に登場するキャラクターの中で、ムスタディオが、彼が一番好きなのです。

しかし……「アグラム」の方向に話を作っていくように取り決めたため、大好きな彼の離脱、そして死去……ということとなってしまいました。

………ムスタディオ、ごめんよ。

皆様におかれましても、ほんとうにご迷惑をおかけしております。

 

【ラヴィアン】

姓名:ラヴィアン・ローズ

元・王女護衛隊隊員。

アグリアスの同期生。

王女誘拐事件の際、アグリアスの指示により、ラムザ(主人公)へその身柄を預けられ、その後はラムザたちと行動を共にしてきた。

アリシアとは同い年。

作者が『ファイナルファンタジータクティクス』をプレイしていたときは、「儲け話」にラッドやアリシアと共に参加させ、すべての「儲け話」を終えたら、即除名されていたラヴィアンである。

長年に渡り、作者は彼女へその程度の扱いしかしてこなかったが、泣き上戸で情緒豊かな女性という設定を付加されたゆえ、かなり動かしやすいキャラクターへと変身した。

何か言わなきゃ、何かしなきゃ、気がすまない人間なのである。

幼い頃の作者はこうであった。

彼女は泣いたり笑ったり、とてもにぎやかだが、こうでなければ、物語の“牽引役”は務まらない。

彼女のセリフから様々な情報、言い換えれば裏設定を得れるのはこのためだ。

また、ラッドやムスタディオ、さらにはラムザなど、彼女が好意を抱いた男性とは決して結ばれない、との強固な裏設定があったにもかかわらず、ラヴィアン自身は一途に男性と恋愛をしたいと願っている…という、かわいそうなキャラクターでもある。

未熟で幼稚な作者自身をそのまま体現したともいえるキャラクター。

作者は「いつまでも子供」な自分自身を支えるため、様々なものを際限なく求め続け、なにも役立てられず、処分していった罪深き者なのである。

 

アリシア

姓名:アリシア・ハーディー

元・王女護衛隊隊員。

アグリアスの同期生。

王女誘拐事件の際、アグリアスの指示により、ラムザ(主人公)へその身柄を預けられ、その後はラムザたちと行動を共にしてきた。

ラヴィアンとは同い年。

実際のゲームプレイ時には、作者からラヴィアンと同様な扱いを受けていたアリシアであったが、とても冷静で、悟りの一端へと達した哲学を有している女性と設定されたゆえ、物語内においては静かに流れているものの、実はかなり重要な地下水脈みたいな役割を得るに至った。

ラヴィアンが感情面でアグリアスをゆさぶるのなら、彼女は理論面でじわじわとアグリアスを追い詰めてゆくのである。

人が忌み嫌うものにはすさまじいちからが宿っている。

それをどのようにとらえるかで、人生は一変する。

アリシアは己に生じた憎しみを原動力へと変換し、それによって定められた物語の内部を生きてゆく。

ラムザ達が気づかない裏側で、自己の復讐という目的達成のため、彼女は暗躍するのだ。

環境が人間をつくる、という説がある。

彼女の性質を後天的なものと解釈するのなら、両親の不仲・崩壊した家庭・最愛の兄の死という悲惨な境遇を持ったがゆえ、彼女自身が“情を嫌悪する”ようになったとも考えられる。

作者本人も上記の説(環境による影響が人間を形成する説)の狂信者であったが、この説には根本的な誤りが存在しているのを、ある気付きを得てからは素直に認めるにいたった。

ただし、彼女の存在を通して子供の頃から訴えたかったことをかなり表現できたのではないか、と作者は思う。

相方のラヴィアンよりも彼女の方が物語内に強い影響力を有しているのは、このためであろう。

 

ラムザ

姓名:ラムザ・ベオルブ

ゲーム『ファイナルファンタジータクティクス』の主人公。

切実に感じるのだが……主人公の設定はあいまいにしておくに限る。

ゲーム内では二人の兄から疎外されたり、親友と袂を分かったり、妹を連れ去られたり、“異端者”とされて命を付け狙われたりと、己の信じた道を「最良」と思い込んだゆえの不運かつ不幸な生き様をまざまざと見せつけてくれたが、この二次創作小説における彼は少しばかり余裕がある。

アグリアスをめぐり、ムスタディオが恋敵にならなかっただけでも、彼の悩みは軽くなったことであろう。

また、アグリアス本人が語った「相手を縛りたくはない」との彼のセリフからラムザとアルマの母親の影響がうかがえる。

彼の母親の名前や設定などは、後になってから作者は考えた。

ゲーム内の設定上、ラムザアグリアスの年齢差はアグリアスの方が彼よりも5歳年上であるが、これには少しばかりの変更が行われている。

“姉さん女房に甘えている夫”といってもいいのだろうか?

ただ、まだ酒は飲めないままであろう。

彼を愛する三人の女たちのやり取りで主にこの物語は進展するため、主人公といってもそれほど際立った活躍はない。

ただし、彼と袂を分かった元親友だけは、ラムザ本人には会わないかたちで一度だけ小説内へ登場させておいた。

これにより、どうしてラムザの元親友はグレバドス教会へ所属し、かなり重要な役割を担っていたのか、が判明することだろう。